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September 12, 2004

バンドマン

あるバンドマンの友人と電話で話しをしたが、今は昔に比べたら本当にハコの仕事
は少なくなったのだと言う。昔、私もハコのお世話になったし、なんとなく寂しさを感じ
る。バンドマンは、バンドマンとして生きていくのがベストだと思うし、バンドマンがバ
ンドマンでなくなったら、そこは地獄以外のなにものでもないだろう。
フリーで仕事を繋いでいくのは本当に大変かもしれないが、がんばってもらいたいと
思う。
経済的な問題でプライドを捨てなければならない時もあるだろう。しかし、あのマイルス
バンドのボブバーグでさえ、マイルスバンドに参加するまで、タクシードライバーをやって
いたのだから、バンドマンとして生きていくには、それなりの覚悟、工夫、努力、苦労は
付き物だ。負けないで、続けるしかないと思う。

そういう訳で、久しぶりにライザミネリとロバートデニーロが共演している、映画
ニューヨークニューヨーク(マーチンスコセッシ)を観た。まだDVD化されてないみたい
だが、是非DVD化して欲しい作品だ。

ロバートデニーロが演じるのは、C調わがままサックスプレイヤーのジミードイル。
デニーロのユーモアのセンスには笑えるが、ホテル代は踏み倒すは、ピアノソロに
割り込んでサックスを吹きまくるは、こんな奴がバンドにいたら相当に迷惑だろう(笑)

私がこの映画で印象的なのがデニーロ(ジミー役)の言う「メジャーコード」だ。

果たして、ジミーは最終的に幸せのメジャーコードを手に入れる事ができたのか?
エンディングで、ジミーは彼女を食事に誘うが、彼女はエレベータで上へ、下で待っ
ているジミーの所へは行かない。デニーロが独り寂しく去る所で終わるのだが、どこ
となく「ワンス・アポン・ア・タイム...ONCE UPON A TIME IN AMERICA」のエンディ
ングを思わせる。

それにしてもライザミネリの歌唱力は抜群だし、スウィングジャズバンドの演奏も良い
味を出していて、実に「音楽が熱かった時代」を楽しめる映画だ。


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